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Twink

ドラムス

 プリティ・シングスと並び最も古いキャリアを持つ。

THE FAIRIES

 最古のレコードが残されているバンドはフェアリーズで、デッカ〜HMVに3枚のシングルを残した。

THE FAIRIES

Don't Think Twice, It's Alright / Anytime At All

1964

Decca

Dene Stephens(vo) / John Acutt(lg) / Mick Weaver(rg/fiddle) / John Fred Gandy(b) / John Twink Alder(ds)

*スティーヴンスは2枚のシングルの後バンドに復帰。

THE FAIRIES

Get Yourself Home / I'll Dance

Don't Mind / Baby Don't

1965

HMV

Nicky Wymer(vo) / John Acutt(lg) / Mick Weaver(rg/fiddle) / John Fred Gandy(b) / John Twink Alder(ds)

*スティーヴンスが脱退。ニックス・ノマッズのニッキーが参加。

 これら3枚/6曲は編集盤『Nowhere Men Too』に収録された。

 トウィンクはジ・イン・クラウドに参加。しばらくしてバンドはトゥモロウと名前を変える。

TOMORROW

TOMORROW

Tomorrow

1968

Parlophone

Keith West(vo) / Steve Howe(g) / John Junior Wood(b) / John Twink Alder(ds)

*唯一のアルバム。現在ではシングル、モノラル・ミックス等のボーナス・トラックを追加したCDが入手可能。

TOMORROW

50 Minutes Technicolour Dream

1998

rpm

メンバーは変わらず。

*ヤードバーズが出演した映画『欲望』用に録音した数曲とラジオ・セッション、Christmas On Earth Continued での純正ライヴ音源からなる編集盤。

AQUERIAN AGE

 トゥモロウ在籍中にメンバーの人気にあやかって、ソロのレコードの企画が持ち上がり、キース・ウエストはソロ・シングル「ティーンエイジ・オペラ」、スティーヴ・ハウはギター・インスト・シングルが作られた。

 Twink & Junior は2人で組んだユニットとしてアクエリアン・エイジ名義のレコードを制作することとなった。

AQUARIAN AGE

10,000 Words In A Cardbord Box / Good Wizard Meets Norty Wizard

Me(unreleased)

1968

Parlophne

Twink / Junior

*このシングル2曲に未発表曲1曲の計3曲が上記トゥモロウのCDに収録された(快挙!)。

 ちなみにそれより先に編集盤『Psychedelic At Abby Road』にA面曲が収録され、ブックレット(左)にプロモ用の写真も掲載されていた。見た時は心臓が止まるかと思った。

 トゥモロウの4人はアイドルのような人気もあり、テレビ・ドラマにも出演して演技したことがあった。

 が、トゥインクのキャリアを見た時に、これは完全に私見だが、プリティ・シングス・タイプのフェアリーズとソロ〜ピンク・フェアリーズというパンク・サイドに挟まれて、フラワー/ヒッピー/ポップ色が強いこのトゥモロウ時代が最も物足りなく感じる。

PRETTY THINGS

PRETTY THINGS

S.F.Sorrow

1969

EMI / Columbia

Phil May(vo) / Dick Taylor(g) / Wally Walller(b) / John Povey(kbd) / Twink

*

TWINK

Think Pink

1970

Polydor

The Deviants(Paul Rudlph, Russell Hunter, Sandy Sanderson, Mick Farren) + Pretty Things(Phil May, John Povey, Wally Waller, Victor Unit) + Viv Prince(ex Pretty Things) + Steve Peregrine Took + Junior Wood(ex Tomorrow) + Honk(Junior's Eyes)

*参加メンバーを見るとさながらアンダーグラウンド・オールスターズ。音楽的にも人脈的にもこのシーンの集大成的な作品。

 トゥインクはまだプリティ・シングスの一員の時に録音された。

PINK FAIRIES

 プリティ・シングスを脱退すると、ミック・ファレンとケンカわかれしたデヴィアンツのメンバーと合流。ピンク・フェアリーズを結成。シングル、アルバムを1枚づつ発表するが、トゥインクはすぐに脱退。

PINK FAIRIES

Never Never Land

1971

Polydor

 


72年から75年の間は

HAWKWIND

SYD BARRETT & STARS

GLIDER

といったバンドで活動するが、当時レコードを発表しているものはない。


 1975年には再結成したピンク・フェアリーズのライヴに参加。83年に発表されるが、以後トゥインクの復活は1977年を待たなければならない。

 しかし77年にフォーリン・エンジェルスのライヴに行く途中、車が事故を起こし、トゥインクは入院。バンドは活動しないうちから活動不能の状態になってしまう。


RINGS

事故の怪我が全快すると、シド・バレットと一緒にスターズをやっていた時期からの友人とリングスを結成した。

RINGS

I Wanna Be Free / Automobile

1977

Chiswick

Twink(vo) / Alan Lee Shaw(g) / Rod Ratter(ds) / Denis Stow(b)

 両面共、名曲。レディオ・スターズのマーティン・ゴードンのプロデュース。

 ロンドン・パンクの名作と言われるシングルだが、しかし、これはかなり「パロディ」の要素もあると思う。

 実際に見た人に聴くと、「I Wanna Be …… Free !」のフレーズではトゥインクが動作をストップする振りのようなものがあったという。

TWINK

Odds & Beginnings

1995

Twink

 上記シングルを出す以前のライヴ録音。約30分の長さ。MC5、Pink Fairiesのカヴァーも収録。

トゥインクはすぐに脱退し、ピンク・フェアリーズを再編。しかしすぐに他のメンバーを集めてTWINK & THE FAIRIESを結成。リングスの他のメンバーは、Maniacsを結成。

TWINK & THE FAIRIES

TWINK & THE FAIRIES

Do It '77 / Psychedelic Punkerloo / Enter The Diamonds

1977

Chicwick

 かのピンク・フェアリーズの名曲。12インチ・シングルのみで発表された。

 このシングルの発売にあたり、プロモーション用に作られた「Do It!」バッジが大流行したと言われている(尤もどの程度の「大流行」かは良く分からないが…)。

ELTON MOTELLO

その後トゥインクはベルギーに渡り(奥さんがベルギー人だったこともあるだろう)、エルトン・モテロの録音に参加。
Victims Of Time

1978

Pinball

 実際にトウィンクがドラムスを担当。

モテロはプラスティック・ベルトランドの曲をカヴァーした「Jet Boy Jet Girl」(「恋のパトカー」もしくは「恋のウー・イー・ウー」)で良く知られるが、それ以外となるとほとんど知られていない。一時期ダムドのメンバーであり、ソロ・アルバムも発表しているヘンリー・バドウスキー関連の人脈で知っている人がいるかも知れない。彼はこのアルバムの後、「Pop Art」というエレ・ポップのアルバムを一枚なぜかアメリカで発表してシーンから消えている。

以後のTWINKの歴史は Part 2 に続く。

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